今回はプロ講師の長尾先生にインタビューさせていただきました!

長尾先生

プロ講師
算数・数学・英語など
小学生・中学生・高校生

2021年9月頃から、こちらでオンライン家庭教師をさせていただいている長尾と申します。自分自身が家庭教師の先生に教わっていたこともあり、学生時代は訪問型家庭教師としてアルバイトをしていました。そこで培った1対1の指導経験を生かして、現在は子育てをしながらオンライン家庭教師をしています。

好きなことは、ゲーム、勉強、歌うこと、洋画・海外ドラマ鑑賞です。ゲームはゼルダや原神のようなオープンワールドRPGを中心に、モンハンなどもプレイします。一方、嫌いなことは体を動かすことです。とはいえ、運動が嫌いだ~と言っていたらどんどん体力が衰えてしまうので、車ではなく自転車を使ったり、週末に家族で河原へ行き運動したりするようにしています。

平日の夕方~夜にかけて、60分または90分の指導をしています。各生徒さんの基本の指導日は決まっていますが、ご家庭から要望があればテスト前に重点的に指導を入れるなどの対応をしています。指導対象は、小学生~高校生、指導科目は算数・数学が中心で、要望があれば英語、化学や物理、現代文の読み取り方なども教えます。

基本的に、一人ひとりの希望を大事にして指導するようにしていますが、希望(〇〇に進学したい、など)と勉強量がつり合っていないような場合には生徒さんの現状をご家庭と共有し、一緒に対策を考えていくようにしています。また、生徒さんの科目ごとの得意・不得意を見て、得意科目で一段階上のレベルを目指せそうならそれを提案したりもします。

中高数学の教員免許を持っていますが、集団指導より一人ひとりにフォーカスできる個別指導に関心があること・効率よく働けることから、オンライン家庭教師という形で働かせてもらっています。

私自身、中学2年生まで勉強をいっさいせず、平気で赤点を2~3個とってくるような子どもだったのですが、プロの家庭教師の先生に教わって成績が爆上がり!し、高校の特進クラスへ進学できた経験があります。成績が上がったのはもちろん喜ばしいことですが、それ以上に精神面がものすごく成長した実感がありました。勉強によって、忍耐力やルールに則って考える力を学んだのです。

この経験がきっかけとなって勉強の価値や考える楽しさを知り、それらを子どもたちに伝えられる家庭教師として働くようになりました。

小刻みに働けるのがオンライン家庭教師のメリットだと思います。子どもがいると家事・育児はもちろん、学校の保護者活動にも時間を割く必要があります。オンライン家庭教師なら訪問型とは違ってご家庭と自宅の往復する必要がないので、自分の空いている時間を指導や自己研鑽にあてるという効率の良い働き方ができます。また、家にたくさん参考書が置いてあるので、「このくらいのレベルの問題演習をしてほしいな」などと思ったときに必要なものをサッと取り出せるのも、オンラインならではの利点だと思います。

オンラインで特に気をつけていることは、ご家庭とのコミュニケーションです。訪問型であればお家の方と言葉を交わす機会はいくらでもありますが、オンラインだと生徒さんとしか顔を合わせないケースも出てきます。”これはちょっと話したほうがいいな”と感じることがあれば、「情報共有もかねて少し電話でお話ししませんか」とお家の方に振るようにしています。

逆に、指導を進めるうえで、オンラインがゆえに困ることはそこまでないように感じます。

オンライン家庭教師をするならパソコンとタブレットは必須だと思いますが、それ以外におすすめなのが「Goodnotes」というアプリです。これは電子版のノートみたいな物で、自分が書いた式や図をタッチペンを使って簡単に移動したりコピーしたりできるため、生徒さんへの解説を作るときなどに重宝しています。また、画面を共有しながらホワイトボードのように使うこともあります。教育業界の方や生徒さんが使っているという話もよく聞きますから、これはかなりおすすめです(月額課金制ではなく買い切りなのもGOODです)。

あと、図解するときにたまに使うのがGeogebraというグラフ・立体作成ツールです。これも数学教員の間では割と有名なので、使い慣れておくといいと思います。

家庭教師は勉強を教えてなんぼなので、指導科目についてはできるだけ理解し、人に説明できるレベルまでもっていけるとよいと思います。さらに、生徒さんの悩みに耳を傾ける姿勢や必要に応じてご家庭に連絡をとる積極性があれば、相手から「きちんとしているな」と信頼してもらいやすくなるでしょう。

どんな仕事でもそうですが、やっていくうちに慣れるのであまり心配せず始めてみるのがよいと思います。