イラストレーターを安く始める方法はある?」「イラストレーターの代わりになる無料ソフトが知りたい」とお悩みですか?

イラストレーターの月額料金の高さに悩んで、安易に違法な方法を探してしまう人が増えています。しかし、正規のソフト以外のダウンロードは違法なだけでなく、ウイルスに感染するリスクもあり危険です。実は、無料の代替ソフトで十分な場合も多くあります。

この記事では、イラストレーターを安全に無料で使う方法や、代わりになる無料ソフトを解説します。記事を読めば、デザインソフト選びに失敗しません。まずはイラストレーターを7日間無料で体験し、用途に合わせて有料版を契約するか無料代替えソフトにするか検討しましょう。

イラストレーターの無料体験は、以下のAdobe公式サイトから体験できます。

イラストレーターを無料で使うには、7日間の無料体験を利用しましょう。体験版では、有料版と同じ機能をすべて利用できます。無料期間が終わる前に解約手続きをすれば、料金は一切かかりません。

無料体験時にはクレジットカードの登録が必要です。無料期間終了後の8日目から有料プランに自動移行するため注意してください。

イラストレーターの無料版はスマホでは使えない

イラストレーターは、スマートフォンにダウンロードできません。デスクトップPCのmacOSやWindows環境、またはiPadでのみ無料で体験できます。

イラストレーターの無料クラック版は違法

「イラストレーター 無料」で検索すると無料クラック版が見つかりますが、クラック版は違法です。法的な制裁を受ける可能性があるため、必ずAdobeの公式チャネルを通じて入手してください。

違法サイトからダウンロードしたソフトウェアには、コンピューターウイルスが含まれている可能性があります。PCのセキュリティやプライバシーが危険にさらされるため、絶対に避けましょう。

イラストレーターの無料体験を始める手順は、以下のとおりです。

  1. Adobeプランやサブスクリプションを選択
  2. プランやサブスクリプションを選択
  3. クレジットカードの登録

手続き完了まで、およそ5分です。

1.Adobeの公式サイトにアクセス

1 .Adobeの公式サイトにアクセスし「無料で始める」をクリック

2.プランやサブスクリプションを選択

2 .「個人向け」「法人向け」「学生・教職員向け」を選択
プランによって、価格や無料体験期間が異なるため自分に当てはまるものを選択してください。

3 .イラストレーターのみの利用か、Creative Cloudコンプリートプランかを選択
※今回はイラストレーターのみの利用で解説します。

4 .サブスクリプションを選択
無料期間内に解約する場合は、月々プラン(月々払い)を選択するのがおすすめです。手数料なしでいつでも解約できるため、万が一解約し忘れても、支払いを最小限に抑えられます。

5 .「次へ」を選択
10点のアセットを追加する場合は、追加を選択して「次へ」をクリック

6 .Adobeにログインする際に利用するメールアドレスを入力

3.クレジットカードの登録

7 .支払方法は「クレジットカード」と「PayPal」から選択できます。
必要情報を入力したら、画面左下の「同意して登録」をクリック

8 .無料体験の申し込み完了
イラストレーターをインストールすれば、利用を開始できます。

イラストレーターの無料体験版は、有料版と同じく以下の機能が使えます。

  • メニューやチラシのデザイン
  • ロゴのデザイン
  • イラストの作成
  • 地図やグラフの作成

Adobeは無料の公式のチュートリアルを豊富に用意しているので、初心者でもIllustratorの使い方を段階的に学べます。

イラストレーター無料体験後の解約に不安を感じる方も多いはずです。ここでは、画像付きで解約方法を解説します。イラストレーターは分かりやすい手順で、およそ5分で確実に解約できます。

解約手続きの方法は、以下のとおりです。

1.アドビアカウントのプランページ にAdobe IDでログイン

2.アドビアカウントのプランページ が表示されたら、解約したいプランの「プランを管理」をクリック

3.「無料体験版を解約」をクリック、パスワードを入力し、画面の案内に沿って進む

4.画面左の解約の理由のいずれかにチェックを入れ、画面右下の「解約手続きを進める」をクリック

5.案内に沿って進めると解約手続き完了

参考:体験版またはサブスクリプションを解約する方法|Adobe

イラストレーターの無料体験版を使うときの注意点は、以下のとおりです。

  • 無料体験終了後は自動で有料プランに移行する
  • 無料体験版は一度しか利用できない
  • 無料体験中に作った作品は商用利用できない

それぞれ確認していきましょう。

無料体験終了後は自動で有料プランに移行する

イラストレーターの無料体験には、クレジットカードの登録が必要です。無料体験期間が終了すると、自動で有料プランに移行するため、7日以内に解約してください。

無料体験版は一度しか利用できない

イラストレーターの無料体験版は、ひとつのPCで1回しか体験できません。Adobeのソフトウェアは体験版の使用履歴をPCごとに記録しており、一度使用したPCでは再インストールができないためです。

中古PCの場合は前の所有者が体験版を使用していた可能性もあるため、購入前に確認しておきましょう。

無料体験中に作った作品は商用利用できない

無料版で作成した作品や素材は、商用利用や営利目的での使用はできないので注意してください。出版物やWebデザインなどへの利用はできません。無料体験版の目的は、あくまで購入検討者に対して、動作環境や使用感を体験してもらうためのものです。

体験版で作った作品は、有料版に引き継げば商用利用が可能です。利用したい場合は、有料版を購入してください。

イラストレーターは、選ぶプランや契約期間、支払い回数によって金額が異なります。個人でイラストレーターを利用する場合の料金は、以下のとおりです。

月々プラン(月々払い)4,980円/月
年間プラン(月々払い)3,280円/月
年間プラン(一括払い)34,680円/年
(月々2,890円)
※税込み

個人か法人、学生・教職員など属性によって価格は異なります。学生・教職員の場合は割引価格でお得に利用できます。

年間一括払いがもっとも費用を抑えられますが、途中解約すると違約金が発生するので注意が必要です。月々プランは割高ですが「1ヶ月だけお試しで使いたい」「いつでも解約できたほうがいい」という人には、おすすめです。

イラストレーター以外にフォトショップなどのソフトも使ってみたい人は「Creative Cloudコンプリートプラン」の利用を検討しましょう。すべてのAdobe CCソフトが使えるプランです。詳しくは、公式サイトで確認してください。

無料ソフトでも、基本的な画像編集やデザイン作成は十分まかなえます。限られた用途であれば、無料ソフトで始めるのもおすすめです。無料ソフトをおすすめする人は、以下のとおりです。

  • 個人ブロガー
  • SNS運用者
  • 社内資料作成者
  • デザインの学習を始めたい初心者
  • 趣味でデザインを楽しみたい人

SNSのアイコンやバナー作成、サムネイル、社内で使用する資料のイラスト作成などは、無料ソフトで十分対応できます。

イラストレーターの使用がおすすめなケースは2つあります。1つ目は、クライアントからイラストレーターデータ(.ai)での納品を指定されている場合です。2つ目は、商品カタログやパッケージデザイン、会社案内といった営業や販促用の印刷物を制作する場合です。

イラストレーターは、印刷時の色ズレを防ぎ、高品質に仕上がります。業界標準のソフトなので、デザイン事務所や印刷会社とのスムーズな連携が可能です。イラストレーターか代替えソフトを使うかは、用途によって使い分けましょう。

ここでは、イラストレーターの代わりになる無料ソフトを4つ紹介します。

  • Inkscape
  • Vectornator
  • Canva
  • LibreOffice Draw

イラストレーターと同様、ベクター画像を作成したいのであれば、Inkscapeがおすすめです。MacやiPadユーザーであれば、Vectornatorも候補に入ります。印刷物を作りたい人は、イラストレーターの購入を検討しましょう。

Inkscape

Inkscapeは、イラストレーターと同様、ベクター画像を作成できる無料画像編集ソフトです。多機能かつ高機能なため、イラストレーターの代替えソフトとして人気があります。Inkscapeとイラストレーターの比較は、以下のとおりです。

Inkscapeillustrator
料金無料3,280円/月(税込み)
※個人契約・年間払いの場合
対応ファイル形式SVG、PDF、PNGなどai、ESP、PDFなど
使いやすさ初心者向け中級者~上級者向け
CMYK対応なし対応あり
クローン機能ありなし

Inkscapeは、イラストレーターに比べて機能がシンプルなため、初心者でも直感的に使える点が特徴です。無料でありながら、イラスト、スケッチ、カラーリングなどの基本機能を備えており、ビットマップ画像のベクター変換も可能です。位置ズレが起きることもありますが、.aiファイルの読み込みもできます。

Inkscapeは印刷用の色形式(CMYK)に対応していないため、ポスターやリーフレットなどの印刷物の制作には不向きです。CMYKとは印刷機が使用する4色のインクのことで、印刷物の色を正確に再現するために必要です。

Inkscapeには、デザインを効率的に複製できるクローン機能があります。1つの要素を複数コピーする代わりにクローン機能を使えば、元のデザインの修正も一括でできるため、作業がスムーズです。

Vectornator

Vectornatorは、Mac・iPadに特化したベクター画像を作成できるソフトです。タブレット用に作られたため独特な操作性ですが、動作が安定しており、機能も充実しています。

Vectornatorとイラストレーターの比較は、以下のとおりです。

Vectornatorillustrator
料金無料3,280円/月(税込み)
※個人契約・年間払いの場合
対応ファイル形式.ai、JPG、PNGなど.ai、ESP、PDFなど
使いやすさ初心者向け中級者~上級者向け
CMYK対応なし対応あり

Canva

手軽なデザインが作れる「Canva」は、テンプレートを活用してSNSの画像やチラシなどを制作できるサービスです。一見、イラストレーターで作ったような完成度の高いデザインができますが、拡大・縮小しても品質が変わらないベクター形式での作成はできないことは理解しておきましょう。

チラシや名刺、バナー、サムネイルなど、基本的なデザインで十分な場合は、検討してみてください。Canvaとイラストレーターの比較は、以下のとおりです。

Canvaillustrator
料金無料3,280円/月(税込み)
※個人契約・年間払いの場合
対応ファイル形式BMP、GIF、JPG、PNGなど.ai、ESP、PDFなど
使いやすさ初心者向け中級者~上級者向け
CMYK対応なし対応あり

LibreOffice Draw

LibreOffice Drawは、Officeソフトから枝分かれする形で誕生したソフトで、シンプルで使いやすい点が特徴です。特に図形を描く機能が充実しています。初心者でもプレゼン資料やビジネス提案書に視覚的な要素を取り入れられます。

LibreOffice Drawとイラストレーターの比較は、以下のとおりです。

Canvaillustrator
料金無料3,280円/月(税込み)
※個人契約・年間払いの場合
対応ファイル形式BMP、GIF、JPG、PNGなど.ai、ESP、PDFなど
使いやすさ初心者向け中級者~上級者向け
CMYK対応なし対応あり

イラストレーターの使用をおすすめするケースは2つあります。イラストレーターデータ(.ai)での納品を指定されている場合と、商品カタログやパッケージデザインなどの印刷物を制作する場合です。SNSのアイコンやバナー作成、サムネイルなどは、無料ソフトで十分対応できます。

イラストレーターに近い機能を求める場合は、無料ソフトのInkscapeがおすすめです。イラストレーターと同様にベクター画像を作成でき、高機能です。イラストレーターか無料デザインソフトか迷っている人は、イラストレーターを7日間無料で体験してから検討しましょう。無料期間中に解約すれば料金は一切かかりません。解約手続きも簡単です。

イラストレーターの無料体験は、以下のAdobe公式サイトから体験できます。

学生・社会人・主婦の方が活躍中
オンライン家庭教師GIPS

オンライン家庭教師は、1対1の個別指導のお仕事です。学生・社会人・主婦など、幅広い方が活躍されています。ネット環境さえあれば、在宅のスキマ時間で働けます。

  • 未経験の方も大歓迎
  • シフトは自由で週1回からOK
  • 時給:1,800円~2,500円